乾燥が気になる季節到来。
この季節は、肌の状態に個人差が出てきて、老けて見える人、若く見える人に差が出てきます。
また、加齢とともに肌を乾燥から守る力は低下しがち。
美肌づくりの結果に差が出る今だからこそ、肌体力を底上げできるケアを取り入れてみませんか?
インナーケアとは?
美肌づくりを目指す女性たちがが注目している「インナーケア」とは「腸」から美肌づくりをめざすことです。
では具体的にはどのようなケアなのでしょうか。
「腸」は体最大の免疫器官とも呼ばれ免疫細胞の約70%が存在していたり
およそ1000種類、100兆個もの腸内細菌が存在して消化や吸収により体全体の健康を維持していたりと、
体の中でも非常に重要な役割を担っています。
そして「腸」の状態は「肌」にも影響するのです。
インナーケアの基本はきちんと「出すこと」
「腸」を健康に維持するために、様々な対策がありますが、肌の健康状態を維持するために特に気を付けたいのが「出す力」を保つことです。
腸は、常に蠕動運動とよばれる運動を続けているのですが、色々な要因でこの動きが鈍くなってしまうと、本来出すべき老廃物が腸内に蓄積されてしまい「宿便」となって悪影響を及ぼすガスを発生させてしまったり、
腸内環境を乱れさせてしまったりするのです。
老廃物が溜まることによって、肌では吹き出物や肌荒れがおこりやすくなってしまったり
むくみや血行不良などの遠因となり、くすみや目のクマや肌乾燥につながったりします。
肌づくりのために、肌に良いものを「摂る」ことをプラスしてしまいがちですが
良い物を吸収するためにも、まずは「出す」ことを優先的にケアしていきましょう。
「腸内環境」を整えて肌老化を予防
「出す力=排泄力」を高めるためには腸内細菌のバランスを整えることが大切です。
約100兆個も存在する腸内細菌には「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3種類に分類することができ、
「善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7」の比率を保つことが腸内環境をベストな状態に保つことにつながります。
「排出」がうまくいかなくなると、悪玉菌優勢になり腸内バランスが乱れます。
バランスを整えるためには「善玉菌」を増やす生活習慣を取り入れることです。
そのためには
*善玉菌を含む食材を摂る
*善玉菌のエサとなる食材を摂る
ことがおススメです。
善玉菌とは、乳酸菌やビフィズス菌などのことで、発酵食品などに多く含まれています。
また、善玉菌のエサとなるのが、食物繊維やオリゴ糖です。
野菜や海藻やキノコ類に含まれる食物繊維を積極的に摂ることで、善玉菌が活性化しやすくなります。
腸からつくる肌で肌体力アップ
老け見えの印象を与えてしまう肌の乾燥。
肌の乾燥対策のために、保湿クリームなどのスキンケアによって外側からのケアに注目しがちですが
「インナーケア」として腸からつくる肌は、内側からハリのある肌づくりを目指すことができます。
そうすることで、肌自身の体力が高まり、潤いを維持しやすい肌体力の高い肌づくりが期待できるのです。
そのためにも「腸」の「出す力」をサポートする習慣をぜひ取り入れてみませんか?
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