腸に悪玉菌が増えるとどうして良くないの?

腸内環境|スリム

腸内の健康を妨げる要因として「悪玉菌」が挙げられるのを聞くことが多いと思います。
「悪玉菌」は少ない方がよくて、増えると悪さをするという認識が浸透しています。
悪玉菌とは、そもそもどんな菌で、腸内や体にどのような影響を与えるのでしょうか。
今回は、改めて悪玉菌の特徴についてご紹介したいと思います。

健康な腸でも1割は存在する「悪玉菌」の役割

私たちの腸内には、およそ1000種類、100兆個もの腸内細菌が存在します。
全身に存在する細菌のおよそ9割が腸内にあるとも言われています。
腸内細菌のうち30~40種類が主な腸内細菌となるのですが、この腸内細菌は大きく3つに分類されます。
「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3分類です。
そしてこれらは、健康を維持するためには「2:1:7」の割合になるのが良いとされていて、このバランスが崩れた時に健康を崩しやすくなります。

今回注目する「悪玉菌」には、
大腸菌、ピロリ菌、ウェルシュ菌、ETBF菌などがあり、それぞれの性質により体に悪い影響を与えてしまいます。
悪者にされてしまう悪玉菌ですが、健康な状態でもおよそ1割存在するということは、必要な役割を担っているということです。


「悪玉菌」の主な役割としては、
*肉などに含まれるたんぱく質を消化しやすいように分解する
*体に深刻な影響を与えるサルモネラ菌、コレラ菌、などの最悪な菌を排除する
*生まれた時には善玉菌しか持っていない赤ちゃんが悪玉菌を取得することで獲得免疫を高め、様々な菌から体を守る
などが挙げられます。

悪玉菌が増える条件とは?そして影響とは?

役割のある悪玉菌は、腸内細菌のうちおよそ1割を維持しているうちは良いのですが、
この割合が増えてくると体に様々な影響を及ぼします。
代表的なものでは、便秘、下痢、ガン、免疫機能低下、ニキビ、肌荒れなどの直接的または間接的な原因となります。

ではどのような理由で悪玉菌が増えてしまうのでしょうか。
まずは「加齢」による悪玉菌の自然増加です。
免疫力や代謝の低下により腸内環境が悪化しやすく、悪玉菌が増えてしまいます。
その他では
*タンパク質の摂り過ぎ
消化しきれなかったタンパク質は、悪玉菌のエサとなり悪玉菌増加を後押しします。
*腸内環境がアルカリに傾く
健康な時は酸性の腸内がアルカリ化すると悪玉菌が増えやすくなります。
*ストレス
ストレスが増え、自律神経が乱れがちになると消化機能が低下し、腸内環境も乱れてきます。
*抗生物質など薬の副作用
インフルエンザなどの時の抗生物質を含む薬は、善玉菌まで撃退してしまう場合があります。善玉菌の減少により悪玉菌の割合が増えてしまうことがあります。

様々な要因によって悪玉菌が増えることで腸内環境が「悪玉菌優位」となると、「日和見菌」が優位なものの味方をするという特性により悪玉菌の働きを助長しはじめてしまい
さらに腸内が悪玉菌優位に傾くという点も、悪玉菌の悪影響につながります。

悪玉菌を過剰に増加させないための習慣を

健康や美肌を維持するためには、悪玉菌優位ではなく、善玉菌優位の腸な環境をつくることが近道です。
そのためには、悪玉菌を増やしてしまう生活習慣を改善するとともに
*善玉菌を含む食事などを積極的に摂る
*善玉菌を増やすために必要な栄養成分を摂る
を意識していきましょう。


「善玉菌」とは、乳酸菌、ビフィズス菌、酵母菌、麹菌、納豆菌などです。
また善玉菌のエサとなり善玉菌増加に役立つ栄養分としては、食物繊維やオリゴ糖があります。
善玉菌を含む食事と一緒にこれらの成分を摂ることで善玉菌優位の腸内環境をつくりやすくなります。
日和見菌まで巻き込んでしまう悪玉菌の増加を抑え、善玉菌優位の腸内環境づくりを意識して、健康・美容に不安のない体づくりを目指してみませんか。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
当社では、「腸」から健康維持を目指すために、腸に嬉しい自然素材をブレンドした
『ぱくぱくリセット』を販売しています。
体に優しく、ずっとご愛用いただくために、厳選素材・ブレンド力・続けやすさにこだわって商品開発をいたしました。
こだわりの素材や成分についてもご紹介していきますのでどうぞご期待ください。

⇒【公式サイト】おトクにスタートできるお試しキャンペーン