おうち時間でつい食べすぎる…。つらい「詰まり」との関係は?|腸の健康

腸内環境|スリム

テレワークが増えたり、不要不急の外出を控えておうち時間が増えたりして、「ついつい間食が増えた…」「食事時間が長くなって食べる量も増えた…」「なんだか動きが重たくなった…」などと、食習慣と体の変化を感じることはありませんか?
食べすぎによるポッコリやブクブクも気になるところですが、食べすぎによって朝のトイレ習慣が「詰まり」がちになることも。
今回は腸と食べすぎの関係について考えてみます。

食べすぎた時の胃腸の状態は?

食事によって体内に入ってきた食べ物や飲み物は、唾液や胃液に含まれる消化酵素によって小さく分解されながら小腸、大腸へと送られて、
必要な栄養分を吸収し、不要なものや余分なものを便として体外に排出されます。
ところが、食べ過ぎなどによって、一度に大量の食事が胃に送り込まれると、
消化が追い付かず胃で食べたものが渋滞した状態となります。
そのことによって、胃が膨張して腸を圧迫し、腸が動きにくくなります。
動きが鈍くなった腸では、腸での消化、吸収機能がスムーズに行われにくくなり、
その結果、不要なものを体外に押し出すことが出来にくくなります。
この状態が便秘の一つの原因となります。

腸の蠕動(ぜんどう)運動とは?

腸の動きというのが、「蠕動(ぜんどう)運動」と呼ばれる機能です。
蠕動運動とは、腸管が収縮と弛緩を繰り返して波のように動くことで、腸にある内容物を移動させる働きのことです。
1秒間におよそ1㎝、移動させていると言われています。
この動きによって、胃から送られてきた消化物を直腸へ向けて排出するステップへと進んでいきます。
蠕動運動は動きのことを指していて、実は食道や胃でも蠕動運動は行われています。
蠕動運動は、腸壁の平滑筋という筋肉が関係しているのですが、腹筋や背筋のような筋肉と違って、自分の意思で動かすことができないという特徴があります。
平滑筋に動くように指令を出しているのは、「自律神経」という体のバランスを保つようコントロールしている機能になります。


自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、蠕動運動をスムーズに行うためには、副交感神経が優位となるリラックスした状態の時です。
緊張が続く時や、ストレスが溜まった時に便秘になりやすい方がいるのも、副交感神経優位の状態が保てず、蠕動運動が順調に行われにくくなることも関係しているのです。

腸の正常な働きのために取り入れたいこと

蠕動運動をスムーズに機能させ、速やかに気持ちよく排出できる腸環境を整えるためには、
胃腸での消化に負担の無い量の食事にするということも大切ですが、その他にも
気を付けておきたいポイントがいくつかあります。
詰まりが気になって、食物繊維を積極的に摂ろうと気を付けている方も多いと思います。
食物繊維は非常に大切な栄養分ですが、食物繊維は便をかさ増しして排出しやすくするという特徴があります。
ところが、食べすぎで腸が動きにくくなっていたり、女性や高齢者のように筋力が低い人や、リラックスできない状態が続いている、睡眠不足が続いている、などの状態では
かさ増しされた便が、腸をふさいでさらに蠕動運動を妨げてしまうことがあります。
食物繊維は善玉菌のエサとなるため、善玉菌を増やすことも大切なポイントです。
乳酸菌などを含む発酵食品を積極的に摂り入れたり、
便を硬くしないための水分を多めに摂ったり、
ストレッチやマッサージなどで外側から腸を動かしてあげることもプラスになります。
また、副交感神経を優位にするためにも、寝る前のリラックスタイムや良質な睡眠を心がけましょう。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
当社では、「腸」から健康維持を目指すために、腸に嬉しい自然素材をブレンドした
『ぱくぱくリセット』を販売しています。
体に優しく、ずっとご愛用いただくために、厳選素材・ブレンド力・続けやすさにこだわって商品開発をいたしました。
こだわりの素材や成分についてもご紹介していきますのでどうぞご期待ください。

⇒【公式サイト】おトクにスタートできるお試しキャンペーン