3日以上出ないのが当たり前な人は要注意!腸の溜め込みリスクとは|便秘

腸内環境|詰まり

慢性的に詰まりがちで、毎朝のトイレに時間を取られてしまったり、出す度にツライ想いをするのにウンザリという方が増えているようです。
腸の健康状態も影響する便。お腹のハリなどで不快になる「詰まり」は、出るリズムにも個人差があります。
スッキリとした排出を維持できるように整えたいものです。
排出のペースや状態をセルフチェックして、腸の溜め込みリスクを解決するためにはどうすればよいのでしょうか。

「詰まって出ない」は、何日続くと心配するべき?

毎日、同じ時間帯にスッキリと便が出る、
という方は腸の健康状態も保ちやすいのですが、そうもいかないという方も。
ただ、毎日出ない=便秘、とも限りません。
便秘の状態にもいくつかパターンがあり
・毎日出ない
・3日以上溜め込む
・出しても残った感じがある
・お腹がスッキリしない
などが挙げられます。


食事の内容や量、消化のペース、年齢差などの原因によって
毎日出る習慣がなく、2~3日に一度のペースで出るという場合でも、ペースが確立していてスッキリ出るのであれば、詰まりのお悩みとは考えなくてよいとも言われています。
特に、ダイエット中や、加齢などによって食事量が減ると、消化スピードが低下したり押し出す力が低下し、便の量も減ることから出にくくなる傾向にあります。
そのため「詰まり」のお悩みとしては
慢性的に「3日以上出ない」時には、何らかの対策を早めに取ることが推奨されます。

溜め込みがちな人の腸内環境とは?

口から摂り入れた食べ物が便として排出されるまでには、
胃や腸での消化を経て老廃物として肛門から排出されますが、健康な状態で、
24~48時間かかるとされています。


消化して排出されるまでの時間は、食べた物の内容によって大きく変わりますが、
2~3日のペースで排出できていれば、ある程度、腸の状態が順調だと言えるということです。
ただ、腸内体温は深部体温とも言われますが、正常な状態で約37℃であるため、
長い時間その状態の中に消化物が滞在することによって、腐敗が進んでいき悪質なガスが腸内に溜まっていきます。
3日以上の詰まりが慢性化している人の腸内では、この蓄積していくガスなどの影響がマイナスの方向に出やすくなります。
・便秘
・膨満感
・吹き出物
・肌荒れ
・疲労感
・免疫低下
・肥満
などのきっかけとなり、健康や美容やスリムの維持を妨げてしまうのです。

速やかな排出のために取り入れたい新習慣

詰まりの体質は急に改善できるものではありませんが、少しずつでも早いサイクルで
消化・排出できる体内環境づくりを目指していきましょう。

「消化のスピードの早い食事をふやす」
肉類は炭水化物の2~3倍の消化時間がかかります。肉類を摂る時には繊維質を含む野菜や、発酵食品なども一緒に摂り、消化を助けることを意識しましょう

「消化力を高める」
消化酵素をサポートするような、酵素や善玉菌を含む食品をプラスしましょう

「排出に必要な押し出し力を高める」
筋力の低下や代謝の低下は便を押し出す力を低下させます。腸マッサージなど外側からの刺激も効果的に活用しましょう

「便のかさ増しをして出しやすくする」
水分不足や繊維質不足は、便の量が少なくなり余計に出しにくくなったり、硬くなって痛みを伴うことがあります。特に食事量が少ない方は水分や食物繊維の積極的な摂取を試してみてください

これらのポイントを押さえて「3日以上溜めない」で、排出のリズムを整えていってみてください。

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